2019年6月16日開催の函館スプリントSの有力馬予想を行っていきます。
前回の前提条件に併せて、過去のデータからいくつかの要素を選定条件として絞り込んでいきます。
函館スプリントステークス2019の選定条件

過去5年に馬券になった各馬のデータです。
今回は斤量と前走距離などをプラスして記載しています。
※画像クリックで大きくできます
こちらのデータから以下の要素で絞り込みを行っていきます。
前走からの斤量が同一または減
過去5年の間で馬券になった馬の共通点として、前走よりも斤量が減っている馬が目立ちます。
また斤量が同一という事もありますが、一度として斤量が増加している馬が馬券に絡んだことはありません。
前走から斤量が変更なし、または減 100%(全15頭中15頭)
過去傾向で100%のデータとなっているので、こちらはある程度有力な条件になるのではないかと思います。
斤量56kg以下
函館スリントSは1200mの短距離レースの為、比較的斤量の軽い馬に有利な傾向があるようです。特に負担の大きい馬では57kg以上の馬が苦戦を強いられるようなので、今回は56kg以下を条件として絞ります。
斤量56kg以下 86.6%(全15頭中13頭)
近年は荒れる傾向にある理由もこのあたりにあるのではないかと見ています。
馬齢7歳以下
前回記事の前提条件でも分かる通り、比較的若い馬が馬券に絡む傾向が強く、過去5年間では4歳以下が馬券に絡んだ数は約半数の8頭です。
昨年はこれに漏れますが、5年間の間で8歳以上の馬が馬券に絡んだ事は一度しかない為、今回の要素として7歳以下のみとして絞り込む事にしました。
7歳以下 93.3%(全15頭中14頭)
こちらで除外される馬は二頭のみですが、評価の対象としては有効かと思います。
前走距離
前走が函館スプリントSの距離1200mよりも長い場合(距離短ローテ)、馬券に絡む傾向が強い事がみてとれます。
距離短ローテ 73.3%(全15頭中11頭)
特に前走重賞で大敗している馬が距離短となる場合、波乱含みとなる可能性が高いので、穴を狙っていくなら、この条件に当てはまる馬に注目です。
前走重賞orオープン以下は3着以内
過去5年間での馬券となった馬は、その全てが前走が重賞、若しくはオープン以下の場合は3着以内の馬となっています。
前走重賞orオープン以下は3着以内 100%(全15頭中15頭)
つまりオープン戦以下が前走となる場合、凡走した馬は馬券対象から外れるという事になります。今回もこの条件を当てはめ絞り込みを行います。
各条件での絞り込み
上記の条件での絞り込みを行っていきますが、現時点でのものなので、変更や問題があった場合は修正される可能性もある事をご了承下さい。
前走斤量での絞り込み
今回、前走から斤量が同一、若しくは減る馬は以下となります。
- ダイメイフジ
- ライトオンキュー
- リナーテ
- アスターペガサス
- デアレガーロ
- ペイシャフェリシタ
- シュウジ
- ダノンスマッシュ
- タマモブリリアン
- ティーハーフ
この中でも特に3歳馬のアスターペガサスは前走の57kgから52kgの減量となる為、高い確率で馬券に絡んでくるのではないかと考えています。
斤量56kg以下での絞り込み
今走の斤量が56kg以下となる馬は以下です。
- ダイメイフジ
- ライトオンキュー
- リナーテ
- アスターペガサス
- デアレガーロ
- ペイシャフェリシタ
- サフランハート
- タマモブリリアン
- トウショウピスト
- カイザーメランジェ
- ユキノアイオロス
現状でオッズ2番人気のタワーオブロンドンですが、斤量が58kgとなるので除外となります。
過去5年間、58kgの斤量で勝利した馬は2014年のガルボのみ。
強い馬なので、最終的な候補とするかはまだ検討の余地があると思いますが、データ上では除外の対象とします。
馬齢での絞り込み
馬齢7歳以下での絞り込みですが、除外の対象となる馬が二頭のみとなりますので、馬名の紹介は割愛します。
こちらはあくまで参考程度の条件として考えていきます。
前走距離での絞り込み
前走が今回の函館スプリントSの1200mよりも長い場合、距離短ローテとなります。
それに該当する馬は以下です。
- ダイメイフジ
- リナーテ
- サフランハート
- タワーオブロンドン
- トウショウピスト
京王杯SC組が3頭含まれており、ダイメイフジとリナーテは全条件に当てはまる為、かなり有力な候補になるのではないかと思います。
前走重賞orオープン以下は3着以内
前走が重賞、若しくはオープン以下だった場合は3着以内となっている馬での絞り込みですが、その条件に当てはまる馬は以下となります。
- ダイメイフジ
- リナーテ
- ライトオンキュー
- アスターペガサス
- デアレガーロ
- ペイシャフェリシタ
- シュウジ
- ダノンスマッシュ
- タワーオブロンドン
- トウショウピスト
- カイザーメランジェ
- ティーハーフ
以上が今回の条件となります。
外厩情報
函館スプリントS出走予定馬の外厩情報です。
ヒイラギawaji
┗ダイメイフジ
グリーンウッド
┗ティーハーフ
松風馬事センター
┗ペイシャフェリシタ
和田牧場
┗ユキノアイオロス
個人的にはダイメイフジ、ペイシャフェリシタは注目の馬と考えています。
函館スプリントS2019予想の有力馬

上記の全ての条件を当てはめたものが以下です。
※クリックで拡大できます
特に有力と考えられる馬が黄色背景の二頭、次候補としては緑背景の四頭で以下の計六頭が今回の有力候補となります。
- ダイメイフジ
- リナーテ
- ライトオンキュー
- アスターペガサス
- デアレガーロ
- ペイシャフェリシタ
現時点での予想オッズでは1番人気ダノンスマッシュ、2番人気タワーオブロンドンとなっていますが、そのどちらも対象から漏れています。
荒れやすい傾向を考えれば、この条件を最終予想としようかと思いますが、過去レースの条件を参考にすると、枠順での勝率が影響している為、枠順が決まった時点で最終的な予想を決定しようと思いますので、Twitterのほうで予想を出します。
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