2019年12月21日開催の阪神カップの予想を行っていきます。まずは過去10年間のレースデータ確認し、馬券内となる馬の傾向を探っていきます。
消去法予想記事

阪神カップ[GⅡ]
阪神11R 芝右1400m サラ系3歳上オープン (国際)(特指)定量
過去10年間は非常に荒れる傾向が強く、7回は10万馬券以上という結果です。ほぼ毎年穴馬が馬券内となっており、昨年も1,3着が10人気以下という波乱の結果でした。また配当が大きくなっている要因として、1人気の馬が高確率で飛ぶ事が挙げられます。1人気が馬券内となったのは過去10年間で二度のみです。
出走予定馬
馬名 | 性齢 |
---|---|
イベリス | 牝3 |
キャプテンペリー | セ6 |
グァンチャーレ | 牡7 |
グランアレグリア | 牝3 |
グランドボヌール | 牡5 |
シュウジ | 牡6 |
ショウナンライズ | 牡6 |
シヴァージ | 牡4 |
ストーミーシー | 牡6 |
スマートオーディン | 牡6 |
タイムトリップ | 牡5 |
ノーワン | 牝3 |
フィアーノロマーノ | 牡5 |
マイスタイル | 牡5 |
メイショウケイメイ | 牝3 |
メイショウショウブ | 牝3 |
レインボーフラッグ | 牡6 |
レッツゴードンキ | 牝7 |
ロジクライ | 牡6 |
ワンアフター | 牡6 |
記事執筆時点では登録馬は20頭となっています。中でも注目なのは今年の桜花賞馬であるグランアレグリアです。20頭の登録馬の中では期待値としては圧倒的に高いと評価されると思われ1人気は堅そうに思います。
その他では前走マイルCS組が4頭登録しており、前走4着のマイスタイルは推されそうですね。
阪神カップ2019の過去データ分析
以下のデータが過去10年間のレースデータです。
人気別勝率
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 1-0-1-8 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
2番人気 | 2-2-1-5 | 20.0% | 40.0% | 50.0% |
3番人気 | 2-1-1-6 | 20.0% | 30.0% | 40.0% |
4番人気 | 1-0-0-9 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
5番人気 | 0-3-2-5 | 0.0% | 30.0% | 50.0% |
6番人気 | 0-0-0-10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
7番人気 | 1-2-1-6 | 10.0% | 30.0% | 40.0% |
8番人気 | 2-0-0-8 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
9番人気 | 0-0-0-10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
10番人気 | 0-1-0-9 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
11番人気 | 1-1-0-8 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
12番人気 | 0-0-1-9 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
13番人気 | 0-0-1-9 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
14番人気 | 0-1-0-9 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
15番人気 | 0-0-1-9 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
16番人気 | 0-0-0-9 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
17番人気 | 0-0-0-8 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
18番人気 | 0-0-0-6 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
上で挙げたように、人気別では1人気については非常に飛びやすい傾向があり、過去10年間で馬券内となったのは二度のみという結果です。
ただ、2~5人気までは馬券内となる事も多く、[5-6-4-25]となっており、複勝率では37.5%となっています。
6~9人気では[3-2-1-34]で複勝率は15%、10人気以下だと[1-3-3-76]で複勝率は8.4%です。
昨年11人気が1着という結果となっていますが、数値としては8人気以内が濃厚と見てよさそうです。2着以下については最低で15人気までが絡んでおり、かなり広く考えておく必要がありそうです。
単勝オッズ別勝率
単勝オッズ | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
2.0~2.9 | 0-0-1-4 | 0.0% | 0.0% | 20.0% |
3.0~3.9 | 1-1-0-4 | 16.7% | 33.3% | 33.3% |
4.0~4.9 | 2-0-1-2 | 40.0% | 40.0% | 60.0% |
5.0~6.9 | 0-1-1-4 | 0.0% | 16.7% | 33.3% |
7.0~9.9 | 3-1-0-12 | 18.8% | 25.0% | 25.0% |
10.0~14.9 | 1-3-3-15 | 4.5% | 18.2% | 31.8% |
15.0~19.9 | 2-2-0-17 | 9.5% | 19.0% | 19.0% |
20.0~29.9 | 0-3-0-19 | 0.0% | 13.6% | 13.6% |
30.0~49.9 | 1-0-1-16 | 5.6% | 5.6% | 11.1% |
50.0~99.9 | 0-0-1-19 | 0.0% | 0.0% | 5.0% |
100.0~ | 0-0-1-31 | 0.0% | 0.0% | 3.1% |
単勝オッズでは2.0~2.9倍のオッズがついた馬は過去3着が一度のみという結果になっており、高人気の馬は飛ぶ傾向が見られます。
1着馬については過去一度のみ30~49.9倍から馬券となっていますが、最低でも大よそ19.9倍以内とみて良いかと思います。また連対についても過去一度のみとなっており、30倍以上のオッズがついた馬となる可能性は低いと思われます。
枠番別勝率
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 3-1-1-15 | 15.0% | 20.0% | 25.0% |
2枠 | 1-0-2-17 | 5.0% | 5.0% | 15.0% |
3枠 | 0-1-1-18 | 0.0% | 5.0% | 10.0% |
4枠 | 1-0-2-16 | 5.3% | 5.3% | 15.8% |
5枠 | 1-1-1-17 | 5.0% | 10.0% | 15.0% |
6枠 | 0-1-0-19 | 0.0% | 5.0% | 5.0% |
7枠 | 4-3-1-18 | 15.4% | 26.9% | 30.8% |
8枠 | 0-4-1-23 | 0.0% | 14.3% | 17.9% |
枠番では1枠と7枠の好走が目立っており、特に7枠は[4-3-1-18]と非常に好成績です。また8枠についても1着こそありませんが、[0-4-1-23]と連対率の高さが目立ちます。
1,7,8枠となった馬についてはかなりプラス評価と考えてよさそうです。
前走着順別勝率
前走着順 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1着 | 2-1-0-18 | 9.5% | 14.3% | 14.3% |
2着 | 0-2-1-9 | 0.0% | 16.7% | 25.0% |
3着 | 1-0-2-6 | 11.1% | 11.1% | 33.3% |
4着 | 2-0-0-13 | 13.3% | 13.3% | 13.3% |
5着 | 1-1-1-7 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
6~9着 | 2-1-1-26 | 6.7% | 10.0% | 13.3% |
10着以下 | 2-6-4-64 | 2.6% | 10.5% | 15.8% |
前走の着順では前走で3~5着までの馬の数値が高めとなっています。ただ全体的にみて大きく偏っているという訳ではなく、平均してデータが散っている為、消去対象としては他条件との組み合わせが必要となりそうです。
前走人気別勝率
前走人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1人気 | 1-2-1-14 | 5.6% | 16.7% | 22.2% |
2人気 | 1-1-1-12 | 6.7% | 13.3% | 20.0% |
3人気 | 1-2-1-9 | 7.7% | 23.1% | 30.8% |
4人気 | 2-0-1-9 | 16.7% | 16.7% | 25.0% |
5人気 | 2-0-1-12 | 13.3% | 13.3% | 20.0% |
6~9人気 | 0-3-3-38 | 0.0% | 6.8% | 13.6% |
10人気以下 | 3-3-1-49 | 5.4% | 10.7% | 12.5% |
前走で5人気以内の馬は[7-5-5-56]で、複勝率は23.3%とまずまずといった数値になっています。また、前走で10人気以下だった馬も過去に計6度の連対があり、前走人気薄だった馬も軽視はできません。
前走クラス別勝率
前走クラス | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
3勝 | 0-0-0-5 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
OPEN特別 | 2-1-2-45 | 4.0% | 6.0% | 10.0% |
G3 | 1-2-2-30 | 2.9% | 8.6% | 14.3% |
G2 | 2-0-1-12 | 13.3% | 13.3% | 20.0% |
G1 | 5-7-4-51 | 7.5% | 17.9% | 23.9% |
前走が3勝クラスとなる馬は出走数が少ないですが、過去全てが馬券外となっています。最も勝ち数が多いのは前走GⅠ組で連対では合計12頭となっています。
前走GⅡ組も数値は高めですが、OPEN以上では全てから勝馬が出ており、格下馬の馬券内も十分に考えられるレースです。
前走距離別勝率
前走距離 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1200m | 2-4-1-43 | 4.0% | 12.0% | 14.0% |
1400m | 3-1-2-37 | 7.0% | 9.3% | 14.0% |
1600m | 5-6-4-55 | 7.1% | 15.7% | 21.4% |
1800m | 0-0-1-5 | 0.0% | 0.0% | 16.7% |
2000m | 0-0-1-2 | 0.0% | 0.0% | 33.3% |
2200m | 0-0-0-1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
出走数は少ないですが、前走が1800m以上の馬は過去一度も連対がないという結果になっており、登録馬の中で唯一メイショウショウブのみが該当しています。それ以下では平均してデータが散っており、前走距離での勝負傾向は薄いと判断できます。
前走レース別勝率
前走レース | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
マイルCSG1 | 4-5-4-35 | 8.3% | 18.8% | 27.1% |
スワンSG2 | 2-0-1-8 | 18.2% | 18.2% | 27.3% |
京阪杯G3 | 1-1-1-20 | 4.3% | 8.7% | 13.0% |
オーロカH | 1-1-1-15 | 5.6% | 11.1% | 16.7% |
スプリンG1 | 1-1-0-12 | 7.1% | 14.3% | 14.3% |
キャピタ | 1-0-0-9 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
CBC賞HG3 | 0-1-0-1 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
フェブラG1 | 0-1-0-0 | 0.0% | 100.0% | 100.0% |
JBCスプG1 | 0-1-0-0 | 0.0% | 100.0% | 100.0% |
チャレンHG3 | 0-0-1-0 | 0.0% | 0.0% | 100.0% |
アンドロH | 0-0-1-0 | 0.0% | 0.0% | 100.0% |
ラピスラズリ | 0-0-0-5 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
奥多摩H1600 | 0-0-0-2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
前走レースはマイルチャンピオンSからの馬券内が非常に多く合計で13頭が該当しています。またスワンSからの勝率が非常に高く18.2%と見逃せない数値です。
前走間隔別勝率
間隔 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
連闘 | 0-0-0-1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
2週 | 0-0-1-13 | 0.0% | 0.0% | 7.1% |
3週 | 0-1-0-17 | 0.0% | 5.6% | 5.6% |
4週 | 3-2-1-36 | 7.1% | 11.9% | 14.3% |
5~9週 | 6-5-7-52 | 8.6% | 15.7% | 25.7% |
10~25週 | 1-2-0-20 | 4.3% | 13.0% | 13.0% |
半年以上 | 0-1-0-4 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
前走間隔が3週以下となる馬は過去1着がなく、馬券内も二度のみと低調な結果となっています。候補として考えられるのは4週以上の間隔が空いた馬と考えていいでしょう。
年齢別勝率
馬齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
3歳 | 1-3-2-25 | 3.2% | 12.9% | 19.4% |
4歳 | 1-2-3-25 | 3.2% | 9.7% | 19.4% |
5歳 | 3-3-2-43 | 5.9% | 11.8% | 15.7% |
6歳 | 4-2-1-28 | 11.4% | 17.1% | 20.0% |
7歳 | 1-1-1-15 | 5.6% | 11.1% | 16.7% |
8歳 | 0-0-0-6 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
最も勝率が高いのは6歳馬で、勝率では他世代の2倍以上となっています。ただ複勝率でみた場合、年齢別での偏りが非常に少なく、7歳馬でも16.7%と他世代と大きく開きがありません。
8歳以上の場合は過去出走馬が全て馬券外となっている為、該当する馬は消去対象となります。
斤量別勝率
斤量 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
54kg | 0-0-0-5 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
55kg | 1-0-0-18 | 5.3% | 5.3% | 5.3% |
56kg | 1-3-2-20 | 3.8% | 15.4% | 23.1% |
57kg | 8-8-7-100 | 6.5% | 13.0% | 18.7% |
斤量別では55kg以下は過去1着が一度のみと低調で該当する馬は昨年11人気で1着となったダイアナヘイローのみとなります。
勝ち数では圧倒的に57kgとなっていますが、複勝率でみた場合には56kgの斤量を背負った馬の数値が高めで、複勝率では23.1%となっています。
所属別勝率
所属 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
美浦 | 8-6-2-40 | 14.3% | 25.0% | 28.6% |
栗東 | 2-5-7-103 | 1.7% | 6.0% | 12.0% |
所属では圧倒的に関東馬が有利という傾向になっており、勝率では8倍の開きがあります。勝ち数でも過去10年間で1着が8回、2着が6回となっている為、関東所属馬の好走傾向はチェックしておくべきポイントかと思います。
2~5人気は[5-6-4-25]で複勝率37.5%
単勝オッズ2.0~2.9は[0-0-1-4]で馬券内一度のみ
1枠[3-1-1-15],7枠[4-3-1-18]で好走目立つ
前走10着以下は[2-6-4-64]で軽視NG
前走5人気以内は[7-5-5-56]で複勝率23.3%
前走スワンSは[2-0-1-8]で勝率18.2%
前走間隔3週内は[0-1-1-31]で過去1着なし
斤量55kg以下は[1-0-0-23]で馬券内一度のみ
関東所属馬は[8-6-2-40]で複勝率28.6%
以上が阪神カップ2019の過去傾向となります。
これを基に予想をしていきますが、かなり荒れる傾向なので、予想は難解かと思います(~_~;)
最終的な予想はいつも通りブログランキングで掲載予定です。
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