2020年1月18日開催の愛知杯の予想をしていきます。過去10年間のデータを参照していますが、2015年は開催がなかった為、実質9年間分のデータを参照しています。
また2020年は2010~2011年以来の小倉での開催となり、過去傾向からは大きく変わる可能性もあるので、予めご了承の上で参考程度にご覧頂ければと思いますm(__)m
消去法予想記事

愛知杯[GⅢ]
小倉11R 芝右2000m サラ系4歳上オープン (国際)牝(特指)ハンデ
2015年を除く過去10年間での開催ではほぼ毎年人気薄馬が馬券に絡んでおり、2013年は三連単で約470万円という超高額の配当がついています。特に1着に人気薄が来る事も多い為、配当がつきやすいレースとなっています。
穴党には嬉しいレースかと思いますが、かなり予想が難解なレースにですので、馬券は広く抑えていく形で考えています。
出走予定馬
馬名 | 性齢 |
---|---|
アルメリアブルーム | 牝6 |
アロハリリー | 牝5 |
ウインシャトレーヌ | 牝6 |
ウインラナキラ | 牝5 |
カレンシリエージョ | 牝5 |
サラキア | 牝5 |
サヴォワールエメ | 牝4 |
センテリュオ | 牝5 |
デンコウアンジュ | 牝7 |
パッシングスルー | 牝4 |
フェアリーポルカ | 牝4 |
ポンデザール | 牝5 |
モルフェオルフェ | 牝5 |
ランドネ | 牝5 |
リリックドラマ | 牝6 |
レイホーロマンス | 牝7 |
レッドランディーニ | 牝5 |
2020年愛知杯の出走予定馬ですが、前走がエリザベス女王杯となる馬が5頭、秋華賞からが2頭と全7頭がGⅠとなっています。
その内、前走で4着のセンテュリオ、6着のサラキアは予想オッズとしては上位になるかと思います。
ただ愛知杯はかなり荒れる傾向で、前走が2勝クラスなどの馬の馬券内も十分にある為、前走OPEN以下の馬も注目しておく必要がありそうです。
愛知杯2020の過去データ分析
以下のデータが2015年を除く9年間の傾向です。
人気別勝率
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 2-2-1-4 | 22.2% | 44.4% | 55.6% |
2番人気 | 1-1-2-5 | 11.1% | 22.2% | 44.4% |
3番人気 | 0-0-1-8 | 0.0% | 0.0% | 11.1% |
4番人気 | 0-0-2-7 | 0.0% | 0.0% | 22.2% |
5番人気 | 0-1-0-8 | 0.0% | 11.1% | 11.1% |
6番人気 | 2-0-1-6 | 22.2% | 22.2% | 33.3% |
7番人気 | 1-0-0-8 | 11.1% | 11.1% | 11.1% |
8番人気 | 2-0-0-7 | 22.2% | 22.2% | 22.2% |
9番人気 | 0-1-0-8 | 0.0% | 11.1% | 11.1% |
10番人気 | 0-2-1-6 | 0.0% | 22.2% | 33.3% |
11番人気 | 0-1-0-8 | 0.0% | 11.1% | 11.1% |
12番人気 | 1-0-0-8 | 11.1% | 11.1% | 11.1% |
13番人気 | 0-0-1-8 | 0.0% | 0.0% | 11.1% |
14番人気 | 0-1-0-8 | 0.0% | 11.1% | 11.1% |
15番人気 | 0-0-0-8 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
16番人気 | 0-0-0-7 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
17番人気 | 0-0-0-6 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
18番人気 | 0-0-0-6 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
順当決着にはなりにくいレースですが、1人気の馬券内率は悪くなく、55.6%となっています。ただ全体を見るとかなりデータが散っており、非常に偏りが少ないレースです。10人気以下でも過去5回の連対があり、人気薄馬の軽視はできません。
この結果を見る限りでは当日人気はあまりあてにできるものではないと考えるべきかと思います。
単勝オッズ別勝率
単勝オッズ | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1.5~1.9 | 0-0-0-1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
2.0~2.9 | 0-0-0-1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
3.0~3.9 | 0-1-0-2 | 0.0% | 33.3% | 33.3% |
4.0~4.9 | 1-1-1-1 | 25.0% | 50.0% | 75.0% |
5.0~6.9 | 1-1-2-10 | 7.1% | 14.3% | 28.6% |
7.0~9.9 | 1-0-3-10 | 7.1% | 7.1% | 28.6% |
10.0~14.9 | 3-1-1-12 | 17.6% | 23.5% | 29.4% |
15.0~19.9 | 0-0-0-12 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
20.0~29.9 | 1-3-1-21 | 3.8% | 15.4% | 19.2% |
30.0~49.9 | 2-2-1-28 | 6.1% | 12.1% | 15.2% |
50.0~99.9 | 0-0-0-16 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
100.0~ | 0-0-0-12 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去単勝2.9倍以下のオッズだった馬は2頭該当していますが、そのどちらも馬券外となっており、高人気馬が飛びやすいレースと判断できます。
また9.9倍以下[3-3-6-25]、10倍以上[6-6-3-101]と単勝オッズが10倍以上の馬のほうがそれ以下よりも多く馬券内となっており、敢えて低人気馬を狙っていくというのも面白いかと思います。
枠別勝率
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 0-1-1-14 | 0.0% | 6.3% | 12.5% |
2枠 | 2-1-0-14 | 11.8% | 17.6% | 17.6% |
3枠 | 1-2-0-15 | 5.6% | 16.7% | 16.7% |
4枠 | 1-2-2-13 | 5.6% | 16.7% | 27.8% |
5枠 | 1-0-2-15 | 5.6% | 5.6% | 16.7% |
6枠 | 3-0-0-15 | 16.7% | 16.7% | 16.7% |
7枠 | 1-2-2-19 | 4.2% | 12.5% | 20.8% |
8枠 | 0-1-2-21 | 0.0% | 4.2% | 12.5% |
最も好走の多い枠は6枠で勝率で16.7%となっています。ただ3着内率では4枠がやや高いものの、ほぼ横並びとなっており、枠での有利不利の傾向が見えにくい結果です。
※今年から小倉開催となる為、このデータの信頼度は低いと考えており、あくまで参考としてご覧下さい
前走着順別勝率
前走着順 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1着 | 2-2-4-19 | 7.4% | 14.8% | 29.6% |
2着 | 1-0-1-4 | 16.7% | 16.7% | 33.3% |
3着 | 1-2-0-8 | 9.1% | 27.3% | 27.3% |
4着 | 0-0-0-10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
5着 | 1-2-3-6 | 8.3% | 25.0% | 50.0% |
6~9着 | 2-1-1-41 | 4.4% | 6.7% | 8.9% |
10着以下 | 2-2-0-38 | 4.8% | 9.5% | 9.5% |
前走成績では前走1着馬の勝率は高くなく低調と考えてよさそうです。前走6着以下でも合計で[4-3-1-79]となっており、過去7度の連対がある為、前走凡走だった馬も抑えておく必要があります。
前走人気別着順
前走人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1人気 | 0-2-0-6 | 0.0% | 25.0% | 25.0% |
2人気 | 1-1-2-6 | 10.0% | 20.0% | 40.0% |
3人気 | 1-2-1-12 | 6.3% | 18.8% | 25.0% |
4人気 | 1-1-2-8 | 8.30% | 16.70% | 33.30% |
5人気 | 1-0-1-8 | 10.00% | 10.00% | 20.00% |
6~9人気 | 3-1-2-34 | 7.50% | 10.00% | 15.00% |
10人気以下 | 2-2-1-52 | 3.5% | 7.0% | 8.8% |
前走で1人気だった馬は1着が一度もないという結果になっており、前走人気の評価もあまりあてにはならないという結果です。
最も出走数の多い前走10人気以下は数値は決して高くありませんが、それでも4度の連対、5度の馬券内となっているので、こちらも軽視はできない結果となっています。
前走着差別勝率
前走着差 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
勝0.3~0.5 | 1-0-0-3 | 25.0% | 25.0% | 25.0% |
勝0.1~0.2 | 0-1-2-8 | 0.0% | 9.1% | 27.3% |
勝0.0 | 1-1-2-8 | 8.3% | 16.7% | 33.3% |
負0.0 | 0-0-0-2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
負0.1~0.2 | 3-2-1-7 | 23.1% | 38.5% | 46.2% |
負0.3~0.5 | 0-2-3-32 | 0.0% | 5.4% | 13.5% |
負0.6~0.9 | 2-2-0-32 | 5.6% | 11.1% | 11.1% |
負1.0~1.9 | 2-1-1-25 | 6.9% | 10.3% | 13.8% |
負2.0~2.9 | 0-0-0-7 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
負3.0~3.9 | 0-0-0-1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
負4.0~ | 0-0-0-1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
このデータで最も注目したいのは、前走0.1~0.2秒差での負けだった馬の複勝率が非常に高いという点です。
前走で惜敗した馬は馬券内となる確率が高いという事ですので、前走着順よりは着差での判断が重要となりそうです。
また2.0秒以上の大差で負けた馬は過去一度も馬券内となっていないという結果になっています。
前走クラス別勝率
前走クラス | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
2勝 | 2-2-0-11 | 13.3% | 26.7% | 26.7% |
3勝 | 1-2-4-33 | 2.5% | 7.5% | 17.5% |
OPEN特別 | 0-2-2-21 | 0.0% | 8.0% | 16.0% |
G3 | 2-0-1-14 | 11.8% | 11.8% | 17.6% |
G2 | 0-0-0-6 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
G1 | 4-3-2-39 | 8.3% | 14.6% | 18.8% |
前走クラスでは2勝クラスからの馬が最も好走しており、勝率で13.3%程です。次点ではGⅢからの馬となっており、GⅠからの出走馬は勝ち数は4度と多いものの数値的には奮いません。
前走GⅠとなる馬に人気が集まる中で、前走2勝クラスなどの馬が上位にくる為、配当が高くなっていると思われるので、前走がGⅠであっても過剰な評価には注意したいところです。
前走開催地別勝率
前走場所 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
福島 | 0-0-0-5 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
新潟 | 0-0-0-6 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
東京 | 0-1-2-16 | 0.0% | 5.3% | 15.8% |
中山 | 1-1-0-19 | 4.8% | 9.5% | 9.5% |
中京 | 0-1-1-4 | 0.0% | 16.7% | 33.3% |
京都 | 6-5-4-55 | 8.6% | 15.7% | 21.4% |
阪神 | 2-1-2-17 | 9.1% | 13.6% | 22.7% |
小倉 | 0-0-0-2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
地方 | 0-0-0-2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
数値的には大きな差が少ないですが、勝ち数では圧倒的に京都からの出走となる馬が多いという結果です。
前走中山、東京となる馬は出走数はそれなりなものの、合計[1-2-2-35]で連対率7.5%と連対以上は奮いません。
前走レース別勝率
前走レース | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
エリザベスG1 | 4-3-2-27 | 11.1% | 19.4% | 25.0% |
1000万下 | 1-1-0-0 | 50.0% | 100.0% | 100.0% |
カウンH1600 | 1-0-2-1 | 25.0% | 25.0% | 75.0% |
衣笠特別1000 | 1-0-0-2 | 33.3% | 33.3% | 33.3% |
ターコイズHG3 | 1-0-0-1 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
マーメイドHG3 | 1-0-0-0 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
ユートピア1600 | 0-1-1-6 | 0.0% | 12.5% | 25.0% |
アンドロメダH | 0-1-0-2 | 0.0% | 33.3% | 33.3% |
修学院H1600 | 0-1-0-5 | 0.0% | 16.7% | 16.7% |
ターコイズH | 0-1-0-4 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
前走レースはエリザベス女王杯からのローテとなる馬が多く、過去10年間で1着となった馬のうち4頭は前走がエリザベス女王杯となっています。馬券内では全10頭という結果ですので、このローテとなる馬は抑えておく必要ありです。
馬齢別勝率
馬齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
4歳 | 3-3-6-30 | 7.1% | 14.3% | 28.6% |
5歳 | 4-4-1-38 | 8.5% | 17.0% | 19.1% |
6歳 | 2-1-2-26 | 6.5% | 9.7% | 16.1% |
7歳 | 0-0-0-8 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
8歳 | 0-0-0-2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
馬齢では4~6歳馬のみが馬券内となっており、7歳以上の馬は過去全てが馬券外となっています。勝率では僅差ですが、複勝率としては4歳馬が最も高く年齢が上がると共に数値が低下しています。
斤量別勝率
斤量 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
49kg | 0-0-0-4 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
50kg | 1-1-0-15 | 5.9% | 11.8% | 11.8% |
51kg | 1-2-0-14 | 5.9% | 17.6% | 17.6% |
52kg | 0-2-0-19 | 0.0% | 9.5% | 9.5% |
53kg | 1-0-3-31 | 2.9% | 2.9% | 11.4% |
54kg | 2-0-1-24 | 7.4% | 7.4% | 11.1% |
55kg | 1-1-1-11 | 7.1% | 14.3% | 21.4% |
55.5kg | 1-1-1-1 | 25.0% | 50.0% | 75.0% |
56kg | 2-2-3-6 | 15.4% | 30.8% | 53.8% |
各斤量共に価値が出ておりデータの偏りは少な目ですが、55kg以上を背負った馬は馬券内率が高い傾向にあります。特に55.5kg以上では[3-3-4-7]で複勝率58.8%と高数値の為、一つの指標として考えていけそうです。
種牡馬別勝率
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
キングカメハメハ | 1-1-1-4 | 14.3% | 28.6% | 42.9% |
ステイゴールド | 1-0-0-3 | 25.0% | 25.0% | 25.0% |
ゼンノロブロイ | 1-0-0-3 | 25.0% | 25.0% | 25.0% |
エンパイアメーカー | 1-0-0-1 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
ハービンジャー | 0-2-0-3 | 0.0% | 40.0% | 40.0% |
ディープインパクト | 0-1-0-2 | 0.0% | 33.3% | 33.3% |
マンハッタンカフェ | 0-0-2-4 | 0.0% | 0.0% | 33.3% |
Blame | 0-0-1-0 | 0.0% | 0.0% | 100.0% |
ルーラーシップ | 0-0-0-1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
フレンチデピュティ | 0-0-0-1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
最も安定して馬券内となっているのはキングカメハメハ産駒で、複勝率42.9%と数値が高めです。それ以外ではハービンジャー産駒、マンハッタンカフェ産駒がそれぞれ馬券内が2度という結果で、やや安定感が高いかといった程度で、傾向と考えられるだけの偏りはありません。
10人気以下は[1-4-2-65]で5度の連対ありで軽視NG
単勝オッズ2.9倍以下は[0-0-0-2]でどちらも馬券外
9.9倍以下[3-3-6-25]、10倍以上[6-6-3-101]と10倍以上のほうが馬券内が多い
前走6着以下は[4-3-1-79]で過去7度の連対
前走1人気は[0-2-0-6]で過去1着なし
前走10人気以下は[2-2-1-52]で5度の馬券内
前走0.1~0.2秒負けが[3-2-1-7]で複勝率46.2%
前走クラスでは2勝クラスが[2-2-0-11]で勝率13.3%と最も高勝率
前走中山、東京は[1-2-2-35]で連対率7.5%とやや低調
エリザベス女王杯からのローテは[4-3-2-27]で複勝率25%
斤量55.5kg以上は[3-3-4-7]で複勝率58.8%と高数値
以上が愛知杯2020の過去傾向になります。
冒頭でも書きましたが、今年は直近の中京開催から変わり小倉開催となる為、過去の傾向から大きく変わる可能性もあります。2010~2011年も同様に小倉での開催となりましたが、その2年間は直近と比較するとやや荒れが弱いといった具合でした。ただ、それでも配当は高めですので、やはり荒れる事を前提に予想をしていくほうがベターかと思います。
最終的な予想についてはブログランキングで掲載予定です。
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Twitter:もやし@競馬予想
コメント
[…] […]
レイホーロマンスは牝7ですよ。
ご指摘ありがとうございます!
記載ミスで申し訳ありません!修正させて頂きましたm(__)m